久我山会からのお知らせ

音楽部第43回定期演奏会を現役とOB・OG合同で開催
音楽部第43回 定期演奏会を現役とOB・OG合同で開催

梅雨の中休みのような爽やかな気が漲った6月26日、音楽部第43回定期演奏会が、吉祥寺の武蔵野公会堂で催されました。

当日は、今井校長先生、國清副校長先生をはじめとする諸先生方、また、久我山会から上脇会長、宮阪副会長、前顧問で長年我々を導いて下さった大久保先生もご来場頂いた中、今年のテーマである「こころ」を合唱・合奏しました。

OB16名、OG9名が、昨年12月から月1回の現役との合同練習とGW中には河口湖合宿にも合流し、研鑽を積んで参りました。

現役生との合同ステージでは、先ず、男声がTHE BOOMの「島唄」で沖縄が味わった悲哀と平和を願う心を、女声は、朝の連ドラ「マッサン」のテーマ曲「麦の歌」を美しいハーモニーと共に、混声では、邦人合唱作品ではバイブル的存在の「大地讃頌」をピアノに、器楽班のヴァイオリン、コントラバス、クラリネットを加えて、朗々と歌い上げました。

現役部員が6名となり、定演の開催も危ぶまれましたが、新1年生が一挙に11名も入部したことで、合唱にも厚みが増してきました。また、器楽班も2名の新入部員の他、有志の生徒が加わったこともあり、これまでできなかった合唱とのコラボも実現でき、一定の成果を上げることができたと思います。

演奏会終了後は、ステージには乗れなかったものの、聴きに来てくれた他のOB・OGも含め、総勢47名が白木屋でお互いの無事を確認し、現況を語りつつ、杯を傾け、来年の再会を誓い合いました。

一方、現役生は、翌日が体育祭とのことで、部対抗リレーへの勝利を目指すと言っていましたが、果たして結果は…? 現役生の次の目標は、NHK合唱コンクール、通称「Nコン」です。引続き、彼らと共にあって、応援していきたいと思います。

音楽には年齢を超えて一体となり、創生できる力と喜びがあります。1年生の横に還暦を迎えるオッサンが一緒に歌い、時には、互いに指摘し合いながら、ひとつのハーモニーを作る、まさに「心のハーモニー」です。私達OB・OGが、青春時代に戻れる空間であり、このような機会を与え続けて下さる母校に感謝申し上げます。

(報告:音楽部OB・OG会長・坂田稔)
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