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東京都伝統工芸品展で、小倉貞右氏(12期)にお会いする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
東京手描友禅の制作で、平成28年秋の叙勲を受章なされた、12期の小倉貞右(ていゆう)氏に、現在新宿タカシマヤで開催中の第61回東京都伝統工芸品展の会場でお会いしました。 小倉氏は、母校卒業後、昭和37年四代目田畑喜八氏に師事し、昭和39年京都市染織デザイン講座第一期終了、卒業作品展で優秀賞を受賞。以降、55年にわたり200年続く奥ゆかしさの中の華やかな粋を追求した東京手描友禅の伝統工芸の世界でご活躍で、日本の伝統工芸士に認定されています。 友禅は分業が進む中、小倉氏の東京手描友禅は、下絵→糸目→友禅さし→伏せ糊置→引染→蒸し・水元→仕上げの工程をすべてご自分でなされており、江戸友禅を礎に、新たな独自の渋黄色糸目技法で、より深い色合いと格調を加え、デザインから完成までオートクチュール指向の手描き友禅を制作されています。 (社)日本染織作家協会理事・東京都工芸染織協同組合常任理事の小倉氏は、これまでも多くのテレビ番組で紹介され、多くの賞を受賞されており、ご存知の同窓生もおられると思いますが、同窓生だとご存知でしたか。改めて経歴をご紹介します。 |
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小倉氏の美しい東京手描友禅の世界は、「アトリエ小倉染芸」で収録され、1月16日に放映されたTV朝日の「東京サイト」の下記番組でご堪能ください。 |
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(報告:副会長・宮阪) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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