【コロナ禍のいま】國學院大學・院友会では…… | |||
今年度の國學院大學は久我山中学高等学校と同様に新型コロナウィルスの感染の影響を受けています。本年2月から始まった感染拡大により、様々な行事等がやむなく中止となりました。大学4年間を締めくくる卒業式(3月)が規模縮小の実施となり、4月の入学式も中止となりました。 現在、学生は大学に通学することが出来ず、授業はPC等を利用したオンラインで行われています。最近行われた学生アンケートでは、様々な回答が寄せられました。オンライン授業は通学する必要がないので、時間を有効に使うことができるといった回答が多々あり、このスタイルも好評のようである。また教員からも学生の様子がよくわかり、発言も多くなったとの声もあり、決して不便ではないようでもあります。しかしながら、オンライン授業が軌道に乗るまでには、教員と教学担当職員の相当な労力がありました。今のところ通常の授業形態は出来ず、9月21日から開始する後期の授業も主として遠隔授業で実施することが決定しています。 一方、4〜5月にかけて緊急事態宣言が出されたことにより、学生はアルバイト等が出来なくなり、特に自宅外通学者は経済的に苦しい状況に追い込まれました。そこで大学では学生の自宅学修における資料収集や機器備品の整備の対応として、緊急修学支援を実施しました。自宅外通学者には5万円、自宅通学生には3万円の給付を行いました。 学生の課外活動は感染拡大の影響を受け、多くの部会で活動が出来ない状況であります。今年度、大学三大駅伝の出場が決定していた陸上競技部では、7月に出雲駅伝の開催が中止となり、残り二大会も今後、どのようになるのか不透明であります。硬式野球部では、春季リーグ戦が中止となり、秋のリーグ戦の開催も、今後検討されることになっています。学生の課外活動は勉学と共に、主要な部分を占めており、新入生も所属するクラブも決まらず、学生達の自宅待機が続いています。 ※7月以降の課外活動については、新型コロナウィルスへの感染リスクに十分配慮された活動計画書をもとに、大学学生部による7項目の指針を遵守できる部会において活動を申請できることとしています。 國學院大學の同窓会「院友会」も新型コロナウイルスの影響を大きく受けています。毎年5月と1月に開催している院友大会(全国から例年400名出席)と新年院友交歓会は、密にならない開催が難しいことから中止となりました。また大学に隣接している院友会館は、同窓会、クラス会、クラブの懇親会等が自粛されていることから、利用が皆無となっています。 院友会では、会の設立趣旨(定款)に「母校の発展に寄与する」があることから、このウィルスの影響を受けている学生に対し、緊急修学支援として500万円を大学へ寄付しました。
■令和2年度オープンカレッジの中止について(7/30更新)
■図書館休館について[7/10更新]
■博物館の再開のお知らせ
☆この度、國學院大學博物館では常設展及び企画展をネット上で観覧できるオンライン
☆詳しいことはホームページでご確認ください。(予定等は随時更新されます。) |
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(報告:副会長・吉村透) | |||
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