≪久我山会歴代会長≫
初 代 鈴木 迪雄 [1期] (昭和25年〜)
第2代 高井 光正 [1期] (昭和34年〜)
第3代 佐々木 博 [1期] (昭和35年〜)
第4代 岩瀬 嘉延 [4期] (平成 7年〜)
第5代 岸  輝雄 [7期] (平成16年〜)
第6代 上脇 辰三 [22期] (平成27年〜)
会長挨拶
 
久我山会第6代会長 上脇辰三会長
久我山会第6代会長
上脇 辰三 会長
令和6年 新年挨拶
不易流行

 新年おめでとうございます。ご家族の皆様とともに、穏やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 ここ数年は同窓会活動もコロナ禍でままならない時を過ごしてまいりましたが、今年あたりは同窓生の皆さんがいろいろな場面において対面で会合を開いてお会いすることができるようになることを心より願っております。仲間に会うことができない日々が続くと、人とのつながりの大切さを切に感じる今日この頃です。
 このように人と人とのつながりが大切だと感じながらも、世の中ではネットワークを駆使したLINEやSNS等でのコミュニケーションが普通になり、更に人工知能などの発展に伴って、様々な技術革新が我々の日々の生活に大きな影響を与えているのも事実です。
 また、技術革新の変化の途上にあるのが、自動車業界の電動化で、この100年間ガソリンエンジンで発展してきたものから、技術の根幹が変わるというディスラプション(革新的イノベーション)が起こっている業界では、いち早く変化への対応が必要ということと思います。
 さて、今年は久我山創立80周年となる、一つの区切りの年となりますが、同窓会もこのタイミングで、会員の多様性への対応などのためにも役員の若返りやその組織改革にとり組んでいます。
 今後数年で更に世の中の変化に対応していく強い組織へと変えていこうと考えております。また本年度の代議員会の承認を得て、本会執行部の副会長の若返りを図りました。今後、良いアイディアが生まれてくるでしょう。是非とも皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 現在、同窓会では、母校の発展に寄与できる活動を模索し、可能な限り実行できることを検討しております。同窓生の皆さんは、是非この新しい一年の中で、同窓生同士の絆を深める機会を持っていただきたいと思っております。
 今年の新年会は、1月14日日曜日午後1時から、昨年から会場を変えて、明治記念館で開催いたします。広い会場でゆったり談笑できるようになりましたので、どうぞみなさん奮ってご参加ください。楽しいひと時をお過ごしください。
 母校の更なる発展と同窓生のみなさんの飛躍を願い、幸多き年となりますことを心より祈念申しあげます。

(「会報」第62号より転載)
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令和5年 新年挨拶
水急不月流

 明けましておめでとうございます。謹んでお慶び申し上げます。日頃は久我山会の活動にご理解とご協力を頂きありがとうございます。
 さて、コロナ禍で同窓会の活動は思うようにでき無い状態が続いていますが、本年は3年ぶりに新年の集いができますよう準備を進めております。
 同窓会活動の大きな行事は新年会、同期会・クラス会の集まりやクラブのOBOG会などの対面で密に集まるものですが、コロナ禍によって日常で普通であったことが、できなくなり世の中が急速に変化したこの三年間でした。ただ、久我山の仲間達との絆は変わることなくあるので、そうした心を大切に持ち続けていただければと思います。
 今回タイトルの、水急不月流(みずきゅうにしてつきをながさず)の意味は、「水面に写る月はどんな水の流れでも決して流されません。この場合の水の流れは時代や環境、感情の変化などです。水面に写る月は心を表しています。
 今は世界中がコロナウイルスという激流によって不安の渦に流されています、経済、生活、未来、先行きの見えない不安要素は、平時にあった私たちの冷静な判断を失わせ、ネガティブな気持ちが湧き水のように溢れ出すようになります。ここで私たちが気を付けなければならないのは、水面に写る月同様、私たちの心も実態があるものではないと理解する事です。本来はそこにないものです。ですからどんな水の流れでも水面の月は流される事はあり得ないのですということのようです。
 皆さまも変化の大きい今日この頃ですが、ご自身の大切な心にあるものを激動の世の中に流される事無く、しっかりと持ち続けていただければ幸です。近い将来対面での皆さまとの再会を楽しみにしております。どうぞ良い一年をお過ごし下さい。

(「会報」第61号より転載)
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令和4年 新年挨拶
照顧脚下

 新年おめでとうございます。
 同窓生の皆様におかれましては、コロナ感染拡大状況もやや落ち着いているようでもあり、気持ちも新たに新年を迎えられていることとお慶申し上げます。
 さて、本年も残念ながら同窓会最大の活動である新年交歓パーティーを2年続けて中止とせざるを得ない状況となりました。
会場の吉祥寺第一ホテルが春には閉館するとの事で、またコロナ感染拡大防止対策上いつものような会合が出来ないようであり、新しい場所での開催には準備不足となる事も鑑みて、苦渋の選択ですが中止を決断しました。来年には皆さんと対面で、密な同窓会を新たな場所で開催できることを祈念しております。
さて、コロナ禍で非日常を余儀無くされて2年近くになります。世界的なパンデミックの影響で仕事を無くし、廃業や転職を余儀なくされたり、また経済的なダメージを受けた方々や、在宅生活で家事や子育ての負担が更に増え、学生生活もエンジョイ出来ずに苦労されている方など、諸事情を抱えている方が沢山おられるかと思います。
 一方、前向きな面に目を向けると、在宅勤務や在宅授業など以前とは違う生活スタイルが生まれました。移動時間がなくなり自分の時間ができ、超満員の通勤電車に乗らなくても良いようになりました。家族やペットと一緒に過ごす時間が増えてこれまでに気づかなかった楽しみを見つけたり、人それぞれ今までできなかったことができるようになった良いことも沢山あったと思います。
 私は昨年の夏、東京2020パラリンピックのボランティア活動を通して、様々な障害があるアスリートが自分にできることを最大の努力で挑戦している姿にとても感動しました。「出来ない事に目を向けるのでは無く、今出来る事の中で精一杯に挑戦すると言う姿勢」でした。未だ世界的なパンデミックが収まらない中で、同窓生の皆さんが、自分たちに出来ることで最大限の努力をして、成果を生み出してくださることを期待します。 
 同窓会では、出来ることの中で最大の活動を支援・実行を検討しております。同窓生の皆さんは、是非この新たな一年において久我山の仲間との対面での会合を持つ機会を作っていただき、今一度絆を深めていただきたいと思っております。
 皆様のご健勝と幸多き一年となりますことを祈るとともに、母校久我山の更なる発展をお祈り申し上げます。

(「会報」第60号より転載)
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令和3年 新年挨拶
行雲流水

 新年おめでとうございます。 謹んでお慶びを申し上げます。日頃は同窓会久我山会の活動にご理解とご協力を頂き有難うございます。本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 昨年は世界的な新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などで、同窓会活動もほぼ休止状態で、会で最も大きなイベントの新年交歓パーティーも中止となりました。そもそも同窓会活動は密接、密集な状態で皆さんが集まることが中心なので、コロナ禍では活動がとても出来難い状態です。
 同窓会の役員会もオンラインで行い、今後の同窓会の在り方を検討しています。その一環として、國清校長とのオンライン対談で母校の近況についてお話を伺う機会を作りました。在校生の在宅での課題、オンライン授業、短縮対面授業の様子や、先生方のご苦労などについて、本会ホームページにご報告しています。ホームページをご覧下さい。 状況により今後も一定の期間を置いてアップデートして行きたいと考えております。
 同窓生の皆さんにおいては、仕事で在宅勤務を余儀なくされオンライン会議や自宅での仕事とプライベートの新たな過ごし方が日常となっている方も多くおられるかと思います。また大学生はリモート授業がほとんど中心で対面授業を受けることもできず、クラブやサークル活動もできず、新入生においては新たな友達も作ることもままならず過ごしている方も多くいらっしゃると思います。人が動かない事での経済的インパクトも相当に大きく、業界によってその経済的状況は違いがあるもののとても大きな打撃を受けています。さらに今後の見通しも立たない状態の業界もあるようです。コロナ禍での厳しい状況は当分続くものと思われます。
 さて、こうした厳しい環境下で、コロナ禍を乗り越えてゆく、ビヨンド・コロナへの考え方として、厳しい日・悲しい日や嬉しい日・楽しい日のどちらもポジティブに捉えて、前向きに新たな日常を作り出す、“日々是好日”の精神で立ち向かうことが大切だなと思っております。
過去・現在・未来の時間軸でやはり、終わってしまった過去のことや予測のつかない未来のことを案ずるよりも、“今”を大切に生きる、一日一日を大切に生きる事がこうした厳しい状況を乗り越える一つの方法ではないかと私は思っております。
 新たな日常の中から、コロナ禍を乗り越えて新たな同窓会活動を見出すとともに、一日も早く皆さまと、対面で密に再会できる日を心より願っております。
 皆様のご健勝と幸多き一年となりますことを祈るとともに、母校の更なる発展を心よりご祈念申し上げます。

(「会報」第59号より転載)
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令和2年 新年挨拶
日々是好日

 新年明けましておめでとうございます。謹んでお慶びを申し上げます。日頃は同窓会久我山会の活動にご理解とご協力を頂き有難うございます。本年も引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 さて、元号も令和となって初めての新年を迎えましたが、母校久我山も昨年創立75周年を迎え、4月には國清英明新校長が就任され新体制となり、母校とともに歩む久我山会においても、令和という新たな時代に即した同窓会を模索する年としてさらなる発展のために日々努力をするべく役員一同取り組んで参りたいと考えております。
 皆さんもご存知のように昨年の夏には野球部が28年ぶりに甲子園に出場し、なんと初戦で勝利をおさめ母校創立以來初めての校歌が甲子園球場に高らかに鳴り響きました。さらに甲子園での久我山の応援では最優秀賞も頂いたようです。夏の甲子園の野球大会はNHKの全国放送というメディアの力あって何か特別なものがあるようで、在校生の活躍が日本全国で注目を集めました。卒業生にとってとても誇らしく思い、何か同窓生の絆をより一層強めてくれた感があり感謝に堪えません。野球部に限らず、ラグビー部などの運動部や文科系のクラブでの活躍、そして勉学面では進学においての成果など、久我山らしい文武両道を着実に実践してくれている現役生の健闘は卒業生の皆さんの大きな励みと誇りにもなっているものと思います。
 久我山会では、恒例となりました新年交歓パーティーを令和2年1月11日土曜日午後3時半より吉祥寺第一ホテルにて予定しております。
 時は流れ新たな時代となりました。これを機会にこれまでおいでになられなかった皆さんも是非一度足を運んで頂き、旧交を温めて頂ければと思います。皆様の来場を心よりお待ちしております。

(「会報」第58号より転載)
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平成31年 新年挨拶
和敬清寂

 新年おめでとうございます。 謹んで新年のお慶びを申し上げます。日頃は同窓会久我山会の活動にご理解とご協力を頂き有難うございます。本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 本年は母校が75周年を迎えますが、この10年間で久我山の卒業生は毎年約450名余増えており、これまでに積み重ねてきた卒業生も今や3万6千余名となりました。また、現在母校國學院大學久我山中学高等学校の在校生は2千4百名超と都内最大級となっています。母校の発展は嬉しいものです。
 この3万6千名余の卒業生の皆様は様々な分野でご活躍されていることと思いますが、これまではそのご活躍の様子をなかなか知る事が出来なかったのですが、最近ではSNSなどのデジタルな繋がりができるようになり、皆さんの活躍ぶりも少しは垣間見ることの出来るようになって来ました。実際に久我山会へご案内頂き出席させて頂く同期会(中には卒業以来66年も毎年休む事なく続いている同期会や卒業生同期の約半分以上が集う毎年その年のメンバーで行われている成人の会)もありますが、一方で久我山会には声がかからないまでも、クラブ、同期、それ以外にそうした枠を超えた繋がりでの久我山の集まりも沢山ある様です。これらの様々な活動の様子などが、SNSなどを通じて知る事が出来ますが、今後はもっと多くの卒業生の皆さんの活躍ぶりを知り、そして同窓会や学校のみならず、広く世間にも知らしめる事が出来れば良いなと考えております。
 同窓会の最も大きなイベントは毎年1月に開催されます新年交歓パーティーです。2019年は1月12日の土曜日に開催されます。年々おいでいただく同窓生も増えて来ていますので、今年は会場の設定も変え皆さんが交わる事が出来る様に工夫しております。様々な業界のネットワーク作りの一環として医療関係同窓会(医師部会)や飲食関連の方々や様々な業種の方々のネットワークを推進するコーナーを設けて、皆さんへご紹介や繋がりを推進する予定です。このパーティーでは、和やかに打ちとけて、お互いを敬い尊重し合う“場”が出来れば良いと思います。先輩、後輩という縦の繋がりも大切ですが、こうした横の繋がりも今後は広がるようにしたいと思います。
かつては温故知新という言葉も大切な考えだったと思いますが、今やデジタルソリューションによる変革(デジタル・トランスフォーメーション)の時を迎えています。18世紀の かつてのイギリスで発生した産業革命が世の中を大きく変えたのと同じ様な大きな社会の変化をもたらしているデジタル・トランスフォーメーションの時代です。こうしたデジタル技術やAI(人工知能)が社会を大きく変革して来ている今、新しきものを学び、古い概念を打ち破り取り入れていく活力が必要とされている世の中だと思います。
 同窓会もこれまでの先輩・後輩という縦のつながりを大切にしながらも、新しく同窓会のメンバーとなった様なデジタル世代の若者が交われる様な同窓会としたいと願っております。
皆様のご健勝と母校の更なる発展をご祈念申し上げます。
(「会報」第57号より転載)
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平成30年 新年挨拶
一期一会

 新年おめでとうございます。 謹んで新年のお慶びを申し上げます。日頃は同窓会久我山会の活動にご理解ご協力頂き誠に有難うございます。本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 さて、同窓会が主催します一年の最大の行事は新年交歓パーティーですが、昨年より母校のこれまで以上の協力を仰ぐことができるようになりました。これは、母校の21世紀研究教育計画の戦略の一つの「卒業後も積極的に母校とのつながりを持ち続けることで、「國學院久我山」の一員としての共同体意識を深め、在校生の学びに貢献している」によるものです。
 昨年は懇親会場に大型スクリーンを設置、学校長から今の学校の様子を伝える在校生の様々な活動の様子、クラブ活動の練習、試合風景などを動画交えてご紹介頂きました。これは皆さんにとても好評を頂きました。男子校時代の卒業生には、久我山の男女別学として女子のいる学校風景はとても新鮮に映ったことではないかと思います。
 この新年交歓パーティーも参加者が年々増えてきており、今年はレイアウトを変えてもう少し多くの方々を迎えられるようにと企画しております。
 様々な分野でご活躍の方々のネットワークの場として、名刺交換や歓談できるコーナー(今年は特に医療系の方々の集まりである、獣医師の卒業生の会や医師、薬剤師、看護師、医療関係の業界などの方々が集まれる「場」を作る予定です)、さらに、初めてお一人でおいでになった方や特に女性の方々が気軽に集まれる「場」の設置も考えております。また、母校の協力により、母校の教員の先生方(卒業生以外の先生方)にもなるべく多くご参加頂き、恩師と皆さんとの歓談の場も考えております。
 また、今年は特別に、昨年野球界の現役選手を引退し千葉ロッテマリーンズの一軍監督に就任された井口資仁氏へ、長年同窓会の新年交歓パーティーに多くの景品をご提供頂いた御礼を込めて花束の贈呈を予定しております。(ご都合で参加頂ければ幸いです。同窓会へメッセージを頂き、お披露目させて頂こうと企画しております。)
 今年74周年を迎える母校では、卒業生も約36000名となりその内女子の比率は約16%(5500人強)となっております。 今後は久我山の「女子力」を発揮して様々な分野で活躍しておられる女性を同窓会として皆様にもその活躍ぶりをご紹介したいと考えております。今後その比率を高めてくる女性の方々の同窓会活動への参加によって、同窓会を通じて在校生の皆さん(特に女性)への様々な良い影響を与えて頂ければ幸いです。
 男女を問わず、久我山を卒業して様々な分野で活躍されている方々が、何らかの形で母校とつながり、そのパワーを最大限に活用して母校の発展に少しでも寄与できる同窓会にしたいものだと考えております。
 今年の新年交歓パーティーは平成30年年1月13日土曜日、午後3時半より吉祥寺第一ホテルにて開催予定です。どうぞ初めての方も特に女性卒業生の皆さんもお誘い合わせの上おいで頂き、盛り上げて頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
(「会報」第56号より転載)
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平成29年 新年挨拶
青春時代の”時間の重さ”

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は本会の活動にご理解とご協力を頂き誠にありがとうございます。
 この一年同窓会長として様々な同窓会及び学校行事に参加させて頂き、各世代の様々な同窓生とお会いする機会を得ることが出来ました。
 今年で73周年を迎える久我山の草創期に卒業された方々はすでに卒業から60年以上の歳月を超え、私が生まれた年に卒業された3期生のみなさんは卒業以来毎年同期会をされて旧交を温めておられるようです。昨年の3期の同期会に出席させていただきました時も、若かりし頃の青春の思い出を昨日のことのように話されており、人生でたった3年間であった高校時代の時間の重さを感じさせられました。
 一方、卒業以来50年目で初めて久我山の新年交歓会においで頂きましたある先輩は、その後春にはクラブのOBOG会に出席され、50年ぶりにクラブで同期の方々と再会を果たし、さらに秋にはその皆でゴルフコンペをされ、高校時代の学生生活の思い出を色々と語られたと伺いました。半世紀を経ても共に青春を語り合える仲間であると言うニュースに同窓会としてもとてもうれしいお話しでした。
 卒業してまだ間もないみなさんは、このような重さはまだ感じることも無いのではないかと想いますが、歳を重ねるとあの久我山の青春時代が懐かしくなるものと思います。
 クラブ活動を通しての先輩後輩の繋がりのみならず、同窓会にはすでに約3万5千名の卒業生のみなさんがおります。 これからは世代を超えて多くの久我山の同窓生が、様々な形で繋がりを作り、世の中に久我山ここに有りという評判を築いていこうではありませんか。そしてこれから迎える母校の75周年、100周年へと國學院大學久我山中学高等学校がより一層発展していくように母校同窓会久我山会が少しでも貢献できるような組織となるようにしていきたいと考えております。同窓生の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
 どうぞ皆さんお誘い合わせの上、新年の交歓パーティーにおいで下さい。
(「会報」第55号より転載)
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平成28年 新年挨拶
“つながり”の年に

 久我山とが加速されるのではと思っております。
 また、遠距離にお住まいでなかなか同窓会や母校の応援が直接出来なくても、インターネット等によって、声援を伝え、活躍風景がリアルタイムにわかり、感動を共有することも可能でしょう。今年は、こうした“久我山会のつながり”を実現したいと考えております!
 新年交歓パーティーは、1月9日に開催され、毎年大勢が集うとても良い機会です。卒業以来同窓会の集まりに参加したことない方、久しぶりな方も、どうぞお時間が許す方々は、今一度久我山健児の”つながり”を再構築しようではありませんか。
(「会報」第54号より転載)
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会長就任のご挨拶

 久我山会の第六代の会長に就任いたしました22期卒業の上脇辰三です。
これまで11年間会長を務められ、会の結束と財政的基盤を固めてこられた岸前会長に感謝するとともに、これを引き継ぐにあたり、私の役割としては会の歴史と伝統を守りつつも何か新しい視点でより活発な会の活動の方向性を見出すことかと思っております。 三万四千余の卒業生を有する久我山会の歴史と伝統を守りつつ、新しいものを見出すとともに、これからも会員の親睦を図る活動を通して母校の発展のため、建学の精神に則り久我山会として活動していきたいと思います。
 造語ですが「温故創新」、古きを温めて新しいものを創り出していくという意味を込めて一つの方向性としたいと考えております。 一方世の中がグローバル化を推進すべく動きがある中、私の外資系企業における長きにわたるビジネス経験を生かして、久我山会会員の皆さんとともに久我山のグローバル化にも何らかの形で貢献したいと考えております。
皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
 
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久我山会第5代会長 岸輝雄前会長
久我山会第5代会長
岸 輝雄 前会長
退任のご挨拶

 浅学非才を顧みず会長職をお引き受けしてから、あっという間に11年が経ってしまいました。この間、母校教職員始め、代議員の皆様には多大なるご指導とご鞭撻を賜り、また、永年苦楽を共にいたしました、副会長以下、役員の皆様には特別お世話になり、私を支え、助けて頂き本当にありがとうございました。更に草創期の卒業生の皆様には何かと叱咤、ご鞭撻を頂きましたことは、私の心の大きな支えとなっておりました。心より感謝申し上げます。
 この間特に印象の深いことが二つありました。一つは2011年の春の選抜甲子園大会の野球部の出場です。決定し喜んでいるときに、あの東日本大震災が起こりました。派手な応援は自粛するムードの中での、応援団募集では、問い合わせも多く大変苦労いたしましたが、甲子園のアルプススタンドを一杯にすることができましたことは何よりと、大変嬉しく思いました。二つ目は、その直後の恩師佐々木周二先生のご逝去です。大学と、母校とで慰霊祭が進む中、大勢の卒業生から久我山会でも、「お別れの会」を開催してほしいとの要望が出てまいりまして、それではと久我山会役員の全知をかたむけて、計画し実行に移しました。
 お陰さまにて卒業生の手作りの追悼の会としては、立派に開催することが出来たと思います。ご協力くださいました皆様には、心からお礼を申し上げます。
 思い出は尽きることはありません。今後は草創期生の一人として、母校創設の経緯から、岩崎清一先生と佐々木周二先生との絆のお手本のような深い絆、また昭和27年頃の学園苦難の時代を過ごし、國學院大學との合併宣言を直接聞いた者として、そして現在の学園の発展を目の当たりに見ている者として、後輩に対する語り部のお役に立てればと思っております。
 私はこれを持ちまして第一線を退きますが、上脇新会長以下若い優秀なメンバーが運営にあたりますので、皆様におきましては、なお一層のご指導、ご鞭撻、そしてご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 母校の更なる発展と各クラブのご活躍、特に1年でも早く甲子園で校歌の斉唱を乞い願い、新体制久我山会の益々の発展と卒業生のご多幸をご祈念申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。
 
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平成27年 新年挨拶
苦難を乗り越え70年

 平成27年の新春にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。日頃は本会の活動に種々ご協力を頂き、誠に有難うございます。厚く御礼申し上げます。昨年も記録的豪雨や御嶽山の大噴火など自然災害に悩まされ続けましたが、母校は昨秋、お陰様で無事創立70周年を迎えられました。記念式典、物故教職員慰霊祭、またコンサート等の記念行事もスムースに執り行われ、誠に喜びに堪えません。
 かつて70年前、戦火の日々激しくなる折りに、母校は岩崎清一先生の「日本の復興にはこれからの青少年の力が必要である、立派な青少年を育てる教育が大切である」という崇高な志により創設されました。
 しかし敗戦による様々な影響により、学園の経営は現在では想像もできにくい、苦難の時代がありました。時の校長佐々木周二先生は、学園の灯は消してはならぬと、寝食を忘れて学園存続のため奔走し、その結果建学の精神を同じくする、國學院大學と合併致しました。以降年ごとに発展してまいりました経緯は、大勢の卒業生諸兄もご承知のことと存じます。
 男女の特性を活かした別学制や中高一貫教育も定着し、各方面より高い評価を頂いており,更に先進的学習制度も効果を上げています。その結果が国公立大学、難関大学への進学率の向上に結び付いておりますことは、教職員の皆様のご苦労、ご努力に感謝申し上げる次第です。
 又クラブ活動も種々の制約のある環境の中、運動部も文化部も様々な大会等に出場し、栄誉ある東京代表として、全国大会に出場するなどハイレベルな成果を挙げ、各方面より文武両道のお手本として、大変高い評価を頂いていることは、喜びに堪えません。できうれば一日も早く、甲子園で校歌や久我山讃歌の斉唱を願望しています。
 母校の歴史の重なる中、草創期の卒業生もお歳を重ねておりますが、百寿者も六万人になろうとしている昨今です。どうぞ健康にご留意の上、いつまでも母校と後輩にご声援を賜りますようお願い申し上げます。
 さて本会の運営も各位のご支援により順調に進んで推移しております。会員数も三万四千人を超え、大きな世帯になってきております一方、諸経費の高騰により財政が大変厳しくなってきております。卒業11年経過の皆様よりご賛助を頂いております、賛助会費のご納入を、ぜひお願い申し上げます。
 本会最大の行事である「新年交歓パーティー」は、1月10日(土)に吉祥寺の第一ホテルで開催致します。詳細は本紙巻末をご覧下さい。卒業生が恩師先生方並びにクラブの先輩方と気楽に会話の出来る年一度の機会で、年々若い期の方の参加も増えています。運試しの福引景品も多数準備しております。是非お誘い合せの上ご出席下さい。母校の更なる発展と卒業生皆様にとりまして、佳き年となりますことを念じ、ご挨拶と致します。
(「会報」第53号より転載)
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母校創立70周年記念式典
祝辞

 日本晴れの、今日の良き日に國學院大學久我山中学高等学校が、創立七十周年を迎えましたことにつき、卒業生を代表いたしまして心よりお祝いを申し上げます。私立の高等学校や 大学にはそれぞれ創設者の教育に対する基本の精神が強い信念のもと存在しています。そして創立記念日というのは 創設者の教育に対する熱き想いを関係者一同で思い起こし、その意思を継承し更なる発展 誓い合う日であると思います。学園の七十年の歴史を紐どいてみますと、平穏に発展を続けている今日には思いもつかない苦難の時代がありました。私たちの学園は、創設者岩崎清一先生が多様な企業経営の中で、青少年の教育の重要性を強く認識され、社員教育の一環として設立した岩崎通信機青年学校が原点で、母校はそこから発展し、昭和十九年戦争の激化する中開校されました。
しかし、次第に敗戦の色が濃厚になる中でも、岩崎清一先生の日本の復興にはこれからの青少年の力が必要である、立派な青少年を育てる教育が大切であるという崇高な志により、学園は運営されておりましたが、敗戦により大規模軍需工場であった岩崎通信機は大きな打撃を受け、その影響で学園経営は次第に苦しくなり 系列の久我山工業専門学校、久我山大学は相次いで閉鎖され、中学、高校も存続が心配されるほど重大な危機を迎えました。
  しかしながら学園創設の時より、岩崎清一先生より特別篤い信任を頂き、生涯を私学の経営に捧げると決意していた当時の校長佐々木周二先生は、学園の進路打開策の全権を一任され、若いときに大病をされ、ご無理の難しいお体に鞭打って、生徒を守り、学園の灯を消すまいと、難局に立ち向かい、打開策に全力を挙げられました。そして岩崎清一先生の学園創設の基本精神である「学園三箴」を、私学として、かたくなまでに守り通し、この精神が國學院大學の建学の精神と一致し、その結果 國學院大學のご理解の下、合併が行われました。
 時は昭和二十七年、國學院大學が本日の久我山と同じように創立七十周年の佳節を迎えたときで、当時の國學院大學理事長先生が、狭い柔道場で、わずか四百名の生徒を前にして「二つの学園の建学の、そして教育の精神の一致がこの合併を成立せしめた、学園三箴は永遠に建学の方針として遺こされたし」と、合併の宣言が行われましたことを私は記憶しています。
しかし、再建の一歩を踏み出したとはいえ喜びと期待の中にも不安は大きく、数年間は大変厳しく、困難の連続でした。
  当時は誰が今日の発展する学園を予測できましたでしょうか。しかし佐々木先生は大実業家、大起業家であった岩崎清一先生の傍らで、薫陶を受けておられましたので、経営者的感覚を身につけられ、いたるところで手腕を発揮され、また中学校や女子部を復活させ、徐々に発展の軌道に乗せてきました。そして佐々木先生が國學院大學理事長就任後は、歴代の校長先生はじめ教職員の皆様が、御苦労に御苦労を重ねて 今日の発展の基礎を徐々に築き上げ、繁栄に繋がりましたことに心から敬意を表し、お喜び申し上げます。
また男女の特性を生かした、男女別学のシステム、中高一貫教育の早期導入、先進的学習制度の採用などで更に成果は上がり、難関大学への進学率も著しく向上し、また教育の一環である文武のクラブ活動の全国レベルの活躍など、立派な成果を上げ、世間の皆様より大変高い評価をいただける立派な学園に発展いたしましたことは、私達卒業生にとりましても誠に嬉しい限りで、教職員の皆様に心より厚く御礼申し上げます。
 この間卒業生の数は三万四千人を超し、日本全国津々浦々にて、明朗剛健の気風を背負い、それぞれ各界で リーダーシップを発揮しているもの数知れず久我山健児ここにありと頑張っております。
在校生の皆様、時代は変われどこの久我山の教育の精神は変わらないということを良くご認識頂き、久我山での生活は単なる人生の通過点ではなく、最も大切な時期であることを良く認識して頂きたいと思います。
そして良き友人と共に勉学に励み、クラブ活動に汗を流し、先輩に追い付き、追越し、大きく羽ばたいてください。
社会は多様化し、科学も日々進歩しておりますが、他方近隣国との国際問題、国内では東北地方被災地の復興、原子力発電の是非や 使用済み放射性物質の処理方法、また、大規模自然災害の予防や回避の研究等、為すべきことは山ほどあります。若い方の英知が是非必要です。この久我山から、日本を豊かで 災害の少ない 平和な社会にする、そして世界平和に貢献の出来る、グローバルな人材が育って頂きたいと思います。文武両道の旗の下、それぞれの進む道で向上を図り、名実ともに更なる飛躍を遂げ、西東京に國學院久我山ありと、國學院大學の校歌を流し、三笹の校旗をへんぽんと翻して頂きたいと思います。 
創立記念日にあたり、学園の発展を共に祝い、創設者岩崎清一先生の建学の精神と、佐々木周二先生の久我山教育に対する熱き思いを、今一度思い起こし更なる飛躍を誓い合いましょう。
國學院大学ならびに、我が久我山の更なる発展と、理事長先生初め教職員皆様のご健勝と生徒諸君のご健闘を心よりご祈念申し上げ、本日のお祝いの言葉とさせて頂きます。
 
平成26年10月18日
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
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平成26年 新年挨拶
久我山の絆

 平成26年の新春に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は本会の活動にご協力を戴き、誠に有難うございました。厚くお礼申し上げます。昨年は炎暑が続き、また記録的な豪雨、更に季節外れの大型台風と異常気象に悩まされました。皆様はいかがでしたでしょうか。被害に遭われました方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
 母校は、今年めでたく創立70周年を迎えます。歴代の校長先生はじめ多くの教職員の皆様のご努力により躍進を続けておりますことは、誠に喜ばしいことでございます。男女の特性を生かした男女別学制度の確立、学習面では国公立大学並びに私立難関校への合格者の増加、また近年医学系大学への進学も目覚ましく、6年一貫教育の成果が表れています。
 クラブ活動の面でも様々な大会に出場し、練習等に制約のある環境の中で、立派な成果が文武両道のお手本として大変高い評価を頂いておりますことは、卒業生にとって、喜びに堪えません。このような様々の発展の中で巣立った卒業生は3万3千人を超え、北は北海道の幌延から、南は鹿児島県の沖永良部まで、各界で多くの指導者を輩出し、このなかで久我山の絆が、強く大きくなっていることを感じます。創設者岩崎清一先生と佐々木周二先生の「絆のお手本」のような、深い絆は周知のとおりですが、社会の中でも久我山の絆がいろいろと生まれています。母校との絆、恩師との絆、同期生との絆等々を、大事にしたいと思います。健康茶として広く愛飲されている「杜仲茶」は一期生のSさんとAさんの久我山の友情の絆から生まれた産物です。特に草創期生は堅い絆で結ばれているようです。ご高齢のなか、健康にご留意され、いつまでも母校へのご支援をお願い申し上げます。
 本会の運営も順調に推移しておりまます。HP上の「掲示板」も、同期会開催通知をはじめ、利用が少しずつ増えています。同期会等の最初の開催には、久我山会より援助がございますので、母校にお尋ねください。
 恒例の「新年交歓パーティー」は1月11日(土)に吉祥寺第一ホテルにて開催致します。年々参加者も増え、卒業生が自由に、気楽に恩師と会話のできる年に一度の機会です。ぜひご出席下さい。母校の発展と同窓生の更なる飛躍をこいねがい、幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
 
(「会報」第52号より転載)
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平成25年 新年挨拶
同期会の開催を

  同窓生の皆様、平成二十五年の新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 旧年中は久我山会の活動に格別なるご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
 さて、卒業生の心のふるさとである母校は昨秋創立六十八周年を迎えました。校長先生はじめ多くの教職員の皆様のご努力により躍進を続けておりますことは、誠に喜ばしいことでございます。
 また中高一貫教育の集大成ともいえる、大学進学状況も国公立大学や私立難関校への合格者の増加と医歯学系大学への進学者も増え、好調ぶりを堅持しております。
 クラブ活動の面でも「文武両道」の旗の下、全国大会はじめ著名な大会に出場し、それぞれ優れた成績を残し、また文化系クラブも、中・高校生のお手本となるような大変素晴らしい成果を挙げており、各方面より大変高い評価をいただいておりますことは、卒業生にとりまして喜びに堪えません。
 オープンキャンパスや学園祭にはあふれんばかりの入学希望者が集まり、親子ともどもこの久我山で勉学とクラブ活動を両立させ、爽やかな少年に育てたいと、真剣に質問している風景があちらこちらで見受けられました。この若いエネルギーが今年も多数入学するかと思うと、感無量です。
 このような発展の中、卒業生は三万三千人を越えました。多くの卒業生は厳しい社会情勢の中にもかかわらず、様々な分野にて立派な活躍をされ、リーダーシップを発揮されていることは、誠にうれしい限りです。そしてご高齢になられた草創期生の皆様には、健康にご留意され、お元気でいつまでも母校への応援を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、本会の運営につきましては、昨年五月に開催された代議員会で承認されました事業計画に基づき、実施しております。詳しい内容は同窓会ホームページで掲載しておりますのでご覧ください。
 最近卒業以来何十年も母校に足を運ぶ機会もなく、同期生ともなかなか連絡が取れず、どうしたものかとの問い合わせが幾人からともなく寄せられています。
 いきなりの大人数の同期会開催はむずかしいので、まず数人の幹事を立ち上げ、可能な範囲の呼び掛けで、まず少数のグループの同期会から始めてはいかがでしょうか。ご相談くだされれば久我山会より通信費等の援助、資料等の提供をさせていただきます。連絡方法は同窓会役員または母校事務室までお尋ねください。また後述の新年会の際でも結構です。
 恒例の「新年交歓パーティー」は今年も一月十二日(土)に吉祥寺の第一ホテルで開催いたします。 卒業生が恩師と自由に、気楽に会話のできる年に一度、唯一の機会です。ぜひお誘い合わせの上ご出席ください。恩師ともどもお待ちしています。
 母校の更なる飛躍と皆様のご健勝を、そして幸多き一年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
 
(「会報」第51号より転載)
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平成24年 新年挨拶
亡き恩師に誓う

 同窓生の皆様、平成二十四年の新春に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は久我山会の活動に格別なご理解とご協力をいただき誠に有難うございました。厚くお礼申し上げます。
 思い起こせば昨年はいろいろな出来事がありました。三月の東日本大震災発生以来九カ月が過ぎましたが、被災地は今だに復興の道のりには程遠い状況です。厳寒の中で耐え忍んでおられる被災者に暖かい心を向けたいと思います。その中で野球部が春の選抜高校野球大会で甲子園に出場の栄誉を得たことは大変嬉しいことでした。強豪相手に惜敗はしたものの、先発全員安打という立派な足跡を残しました。
 悲しいこともありました。昨年の四月二十六日、久我山を創り育て愛し、また同窓会の生みの親ともいえる名誉校長の佐々木周二先生がお亡くなりになりました。白寿のお祝いの話も出ていた矢先で誠に痛恨の極みでした。
 惜別の念尽きず、創立記念日の後の十月二十三日に、久我山会で「偲ぶ会」を開催致しました。この集いには、同窓会始まって以来の三百名近くの卒業生が駆けつけ、恩師の先生方ともども佐々木先生の在りし日を偲び、ご遺徳に感謝するとともに、先生のお教えに恥じない生き方をすることを誓い合いました。
 さて、卒業生の心のふるさとである母校の躍進ぶりは、皆様よくご承知のことと思います。中高一貫教育の集大成となる、大学進学状況は国公立大学や私立難関校への合格者が増加、また最近特に医学系大学への進学は目覚しいものがあります。
 クラブ活動の面でも中学、高校とも著名な大会に出場し、それぞれ立派な成果を挙げています。こうした文武両道の実績が各方面より大変高い評価をいただいておりますことは、卒業生にとって、喜びに堪えません。
 このように様々な発展の中で巣立った卒業生は三万三千人近くになりました。多くの卒業生が社会で立派に活躍し、各界で多くの指導者を輩出していることは誠に嬉しい限りです。そしてご高齢になられた草創期生の皆様には、健康にご留意され、いつまでも母校への応援を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、本会の運営につきましては 昨年五月の代議員会で承認されました事業計画に基づき、実施しており、具体的な内容は同窓会ホームページや本号でも掲載しておりますのでご覧下さい。最近ホームページ上の「掲示板」のご活用が次第に増えてきています。クラス会や同期会、クラブの応援要請、旧友の安否、消息確認などにもどうぞご利用下さい。またクラス会、同期会等の最初の開催時には本会より通信費等の援助がありますので、掲示板等にてお尋ね下さい。
 久我山会恒例の「新年交歓パーティー」は今年も一月十四日(土)に吉祥寺の第一ホテルにおいて開催致します。卒業生が自由に、気楽に恩師と会話のできる、年に一度の唯一の機会です。ぜひお誘いあわせの上ご出席ください。
 母校ともども更なる飛躍を願い、皆様にとって幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。

(「会報」第50号より転載)

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『私学の歳月』抄録新版の発刊に寄せて
巨星墜つ

 佐々木周二先生が亡くなられて半年が過ぎようとしています。センバツ甲子園の余韻覚めやらぬなか、久我山会では五月の代議員会に向けて準備を重ねている最中の突然の訃報で、まさに巨星墜つの感でした。先生の白寿のお祝いも目前で、痛恨の極みの一語でした。
同窓会は、第一期生の卒業時先生の肝いりで結成され、以後戦後の学園の経営的危機に際しても、先生の同窓会への物心両面の援助のお陰で今日の存続があります。戦後間もなくは、自ら教壇に立たれて英語を教えられたり、文武両道をモットーに、勝利のときは生徒と一緒になって飛び上がって喜び、ご馳走してくださったり、卒業生が就職の相談に伺うと、母校に勤めなさいと言って面倒をみてくださったりと、この様な話は枚挙に遑がありません。
 葬儀等が終わった後も、卒業生の先生への惜別の念は止まず、特に草創期の卒業生から「同窓生が気軽に足を運び、先生のご遺徳を偲び、思い出を語る集いが欲しい」との強い要望があり、久我山会で偲ぶ会を開催する運びともなった次第です。その際、先生の著書である『私学の歳月』の中より卒業生向けの作品を選び、改訂新版として参会の皆さんにお渡しすることとなりました。本書には先生の含蓄あるお言葉の数々が収録されており、同窓生の座右の書に加えて頂ければと思っております。
 大変なご苦労を重ね、今日、卒業生が誇れる高い評価の学園に育ててくださいました先生の在りし日を偲び、母校の発展に少しでもお力添えができる同窓会であり続けるようお誓いいたします。
 学園を創り、育て、生涯愛した、佐々木周二先生、ありがとうございました。
 
(平成23年10月「佐々木周二先生を偲ぶ会」にあたり出版した『私学の歳月』抄録新版まえがきより転載)
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平成23年新年挨拶
更なる前進とご多幸を

同窓生の皆様、平成23年の新春に当たり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は久我山会の活動に格別なご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
 さて、卒業生の心のふるさとである母校の躍進ぶりは、皆様よくご承知のことと思います。中高一貫教育の集大成となる、大学進学状況は国公立大学や私立難関校への合格者が増加、また最近特に医学系大学への進学が増えています。
 クラブ活動の面でも、著名な大会に出場し、それぞれ優秀な成績を残しています。こうして各方面より大変高い評価をいただいておりますことは、文武両道を範とする母校の卒業生にとって、喜びに堪えません。
 一方、近年教育環境の整備が着実に行われており、昨年度は正門からの中央通路が、新らたにレンガ風のコンクリートブロックを組み合わせたインターロッキング舗装に生まれ変わりました。ここは「学びの道」と名付けられ、元美術教諭の前島隆宇先生のモチーフである「天景(心の宇宙)」をイメージした五つの作品が組み込まれています。これには広がる世界と、視野の広がりを持ってほしいとの願いが込められています。
 このようなさまざまの発展の中で巣立った卒業生は3万2千人を超えました。多くの卒業生が社会で活躍され、各界で指導的な立場の方も、数多く輩出していることは誠にうれしい限りです。第1回卒業生の皆様は間もなく傘寿をお迎えになると思います。大変おめでたいことです。続く草創期の卒業生ともども 健康にご留意され、いつまでも母校への応援と、同窓会、卒業生に対し叱咤、激励を賜りますようお願い申し上げます。
 同窓会は昭和25年、第1回卒業生が創設以来今年で60周年を迎えました。長年同窓会にご理解とご配慮いただきました、歴代校長先生をはじめ関係教職員の皆様に厚くお礼申し上げます。またこの間、会の運営に携わってくださった、歴代同窓会長ならびに役員の皆様に心より感謝申し上げます。
 さて、本会の運営につきましては 昨年5月の代議員会で承認されました事業計画に基づき、実施しております。具体的な内容は同窓会ホームページや本号でも掲載しておりますのでご覧ください。最近ホームページ上の「掲示板」のご活用が次第に増えてきています。クラス会や同期会、クラブの応援要請、旧友の安否消息確認などにもどうぞご利用ください。
 同窓会の「新年交歓パーティ」は卒業生が自由に、気楽に恩師と会話のできる年に一度の唯一の機会です。ぜひ一度ご出席ください。母校ともども更なる飛躍を願い、皆様にとって幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
(平成23年1月1日「会報」第49号より転載)
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
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母校創立六十六周年式典祝辞
菊の香りが漂う今日の良き日に國學院大學久我山中学高等学校が創立六十六周年を迎えましたことにつき、卒業生ならびに同窓会久我山会を代表いたしまして、心よりお喜びを申し上げます。

この良き日に、顧みますれば卒業生の心のふるさととも言うべき学園は、創設者岩崎清一先生の戦後の混乱からの日本の復興には、青少年の教育がまず大切であるという崇高な志により、学園は経営されておりましたが、敗戦による打撃は誠に大きく経営は次第に苦しくなり、系列の久我山工専、久我山大学は相次いで閉鎖となり、中学、高校も存続が心配されるほど重大な危機を迎えました。しかしながら当時の校長佐々木周二先生は岩崎清一理事長先生より学園の進路打開策の全権を一任され、厳しい中生徒を守り学園の灯を消すまいと打開策に全力を挙げ、その結果建学の精神そして教育の精神が一致する國學院大學のご理解のもと合併が行われました。

時は昭和二十七年西暦千九百五十二年、國學院大學が創立七十周年の佳節を迎えた時で、当時の國學院大學石川理事長先生が本校にお越しになり、僅か四百名の全校生徒を前にして「二つの学園の教育の精神の一致がこの合併を成立せしめた」と合併の宣言が行われましたことを私は記憶しております。しかしながら、再建の一歩を踏み出したとはいえ喜びと期待の中にも不安は大きく、数年間は大変厳しく困難の連続でした。

当時誰が今日の発展する学園を予測できましたでしょうか。しかし合併以来その効果は徐々に現れ、年毎に発展の軌道に乗ってまいりました。その影には、歴代校長先生ならびに教職員の皆様の大変な筆舌に尽くしがたいご苦労がありました。昨今は当たり前のようになりました中高一貫教育という言葉がまだ巷になじまない頃より、その重要性を認識され、他校に先駆けいち早く取り入れた先生方の時代先取の精神が、今日の発展に繋がりましたことと心より敬意を表します。

又その他の先進的学習制度や男女別学制度の採用などとあいまって成果は更に上がり、国公立や難関大学又は医学系大学への進学率が大幅に上がり、教育界はもとより各方面から大変高い評価を頂ける立派な学園に発展いたしましたことは、私たち卒業生に取りましても誠に嬉しい限りで、教職員の皆様の日々のご苦労にたいしまして心より厚く御礼申し上げます。

このように発展の中で 同窓会久我山会は昭和二十五年に第一回卒業生が創設して以来、今年で六十周年を迎えました。長い間同窓会にご理解とご配慮を賜りました歴代校長先生始めご担当の事務長先生ならびに関係教職員の皆様、そして運営に携わってくださいました歴代同窓会長並びに役員各位に心より感謝を申し上げる次第でございます。

この間巣立ちました卒業生は参萬弐千人の多くを数えるようになり、第一回の卒業生はまもなく傘寿のおめでたい節目を迎えようとしています。多くの方々は大変お元気で、卒業以来六拾猶予年経ちました今日でも、母校に対する思い入れは誠に大きく、力強い厚いご支援を続けてくださっています。 又母校を巣立ちました卒業生は、明朗剛健の気風を背負い、あらゆる社会でそして全国津々浦々にてリーダーシップ発揮し、大活躍されその世界でトップクラスの指導者となられておる方も数多く、高い評価を頂いておりますことは皆様ご承知のとおりでございます。

また在校生の皆様にとりましては、久我山での生活は単なる人生の通過点ではなく、最も大切な時期であることを良くご認識いただき、良き友達と共に勉強に励み、クラブ活動に汗を流し、先輩に追いつき追い越し大きく羽ばたいてください。そして西東京に久我山ありと、三笹の校旗をへんぽんと翻して頂くことを先輩諸兄は熱望しています。

わが久我山を取り巻く環境は、相変わらずの少子化と共に教育環境の変化に伴い大変厳しいものがありますが、教学内容の更なる向上を図り文武両道の旗の元、名実ともに私学の雄として更なる飛躍されますことを心より願っております。

國學院大學、ならびにわが久我山の更なる発展と、校長先生始め教職員皆様のご健勝と、生徒諸君のご健闘を心よりご祈念申し上げ、本日のお祝いの言葉とさせて頂きます。
平成22年10月19日
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
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母校創立64周年記念 ご挨拶
錦秋のさなか、このたび母校は創立64周年を迎えましたことにつき卒業生、ならびに同窓会を代表いたしまして、心からお祝いを申し上げます。

このよき日に、顧みますれば卒業生の心のふるさととも言うべき学園は、創立直後に敗戦、終戦という巨大な荒波にもまれ始めました。学園創設者である岩崎清一先生の、戦後の復興には青少年の教育がまず大切であるとの崇高な志により、学園は運営されておりましたが 敗戦によるさまざまな影響により、学園の財政的基盤は著しく崩れ、経営は次第に苦しくなってまいりました。
しかしながら、当時の校長佐々木周二先生はこのような大変厳しい状況の中、生徒を守り学園の灯を消すまいと打開策に全力を挙げ、その結果昭和27年、建学の精神そして教育の精神が一致する、國學院大學のご理解のもと合併いたしました。喜びと不安が交錯する中で行われました合併直後の卒業式は、卒業生わずか58名を数えるのみで、当時誰が今日の学園の発展ぶりを予測出来ましたでしょうか。
しかし合併以来その効果は序々に現れ、年毎に発展の軌道に乗ってまいりました。その陰には歴代教職員、そして川福校長先生はじめ現教職員の皆様の大変なご努力とご苦労がありました。
近年中高一貫教育が脚光を浴び、公立学校までも中高一貫校が大幅に増加して参りました昨今、他校に先駆けてその重要性を認識され、いち早く取り入れた先生方の時代認識の高さが、今日の発展につながりましたことと心より敬意を表します。またその他の先進的学習制度や 男女別学制度などと相まって成果は更に上がり、国公立や難関大学への進学率が大幅に上昇し、首都圏でも大変高い評価をいただける立派な学園に育ちましたことは、私たち卒業生にとりましても誠にうれしい限りで、教職員の皆様の日々のご苦労に対しまして、心より厚く御礼申し上げます。
また教育環境整備の一環として進めておりました、新学習センターの完成を見て、更なる学習効果が期待されるところでございます。無事の竣工をお祝い申し上げます。
つい先日行われました久我山祭には 朝早くから進学希望者が 家族連れでご来校になり、大変な賑わいぶりでございました。同窓会では毎年、教室ひとつをお借りして、恒例の喫茶ルームを開いておりますが、今年も大勢の方々が休憩にお立ち寄りいただき、係員にこの久我山で勉強したい、勉強させたい、そして運動もやらせたい、家庭ではどういう指導をしたら良いかなどと、親子で真剣に質問している風景があちらこちらで見受けられました。この若いエネルギーが来年には多数入学していただけるものと、大変嬉しく感激いたしました。
さて、母校のこのような発展の中で巣立ちました卒業生は、31,000人を突破いたしました。同窓会は母校と卒業生との懸け橋としての責任を更に痛感いたしております。第1回の卒業生は、目出度く喜寿を越され、次に来る傘寿を目指してご精進されています。また、母校から出た多くの卒業生は明朗剛健の気風を背負い、あらゆる社会で、そして全国津々浦々にてリーダーシップを発揮し、各界で大活躍をされ高い評価を頂いておりますことは、皆様ご承知のとおりでございます。在校生の諸君には勉強にクラブ活動に、たゆまざる努力を重ね、先輩を早く追い越し、さわやかに羽ばたいて頂きたいと思います。そして西東京に久我山ありと、三笹の校旗をへんぽんと翻していただくことを、多くの先輩諸兄は心より熱望いたしております。
わが久我山を取り巻く環境は進む少子化とともに、私学の脱都心化により、更に厳しくなる様相を呈しておりますが、進学内容の更なる向上を図り、文武両道のもと、名実とともに私学の雄として大勢の久我山ファンの期待に沿うべく、更なる飛躍をされますことを心より願っております。

國學院大學ならびに、わが久我山の更なる発展と、校長先生はじめ教職員皆様のご健勝、そして同窓生のいやさかを、心よりご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
平成20年10月
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
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ホームページリニューアルのご挨拶
卒業生の皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃は同窓会久我山会の活動にご理解と格別なるご協力を賜りまして誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
さて、ここ数年来の懸案でありましたホームページのリニューアルがこの度、担当者の奮闘により完成をみることになりました。
このリニューアル版をベースに更に改良を続け、卒業生の皆様のお役に立つ、そして母校と卒業生を結ぶサイトに育てたいと思いますので、どうぞご高覧下さいますようお願い申し上げます。 尚、母校はこの度めでたく創立63周年を迎えました。
長い歴史の中には苦難の時期もありましたが、今や私達卒業生も胸を張って「國學院久我山」と言える時代になりました。誠に嬉しい限りでございます。教職員の皆様のこの間のご苦労に対し心より感謝申し上る次第でございます。新学習センターの建設工事も順調に進み、来春完成の暁には更に高度な教育が期待されるところでございます。
しかしながら進む少子化とともに、母校を取り巻く諸般の環境は厳しいものがございます。卒業生の皆様には母校の更なる発展のため、陰に陽にご支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、恒例の新年交歓パーティ、来年は1月12日(土曜日)午後3時より吉祥寺第一ホテルにて開催させていただきますので御誘い合わせのうえご来場賜りますようご案内申し上げます。詳しくは12月下旬にお届け申し上げます「久我山会会報」をご覧下さい。
皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
平成19年10月22日
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
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卒業生の皆さんへ
卒業生の皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃は同窓会久我山会の活動にご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
さて、母校はこの秋に62回目の創立記念日を迎えようとしております。省みますれば、学園草創期より今日まで、國學院大學との合併前後の筆舌に尽くしがたい大変なご苦労をされながらも、学園を守り、育ててくださいました名誉校長佐々木先生、校長川福先生はじめ教職員の皆様に、心より深甚なる敬意と感謝の念を捧げる次第でございます。
草創期には「久我山です」といっても殆どの方は知りませんでした。しかし今では卒業生も胸を張って「國學院久我山です」と言える時代になりました。
このところ中高一貫教育が脚光を浴びており、公立学校までもが追従するようになってまいりましたが、母校では早くから中高一環教育の重要性を認識し、いち早く取り入れて効果を上げて参りましたことは、先生方の時代認識の高さを証明するものと考えられます。
皆様とともに母校の更なる発展を心より祈念いたしたいと思います。
又、卒業生の数も3万人を超え、同窓会は大変大きな組織になりました。母校と卒業生との懸け橋としての責任の重さを痛感いたしております。卒業生の皆様が大学や社会に出て活躍することも、しいては母校の発展にも繋がります。
どうぞ『久我山健児ここに有り』とご精進ください。
尚、恒例の新年交歓パーティは1月13日(土曜日)午後4時より吉祥寺東急インにて開催いたしますので是非御出席ください。先生方と共にお待ちしております。皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
平成18年10月
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
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会長就任ご挨拶
木々の若葉がまぶしいばかりの好季節となりましたが、皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃は同窓会に格別のご理解とご厚情を賜りまして、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
さて私儀、去る5月13日開催されました、平成16年度久我山会代議員会におきましてご推挙をいただき、且つご承認を賜り、岩瀬嘉延氏の後任として会長を仰せつかり、浅学非才の身を省みずこの大役を受けさせていただきました。今後は、皆様の心の拠り所である國學院大學久我山高校の名を守る為にも、更に高める為にも、母校と卒業生の架け橋として微力ながらも最大の努力をいたす所存でございます。つきましては、まことに未熟でございますので、よろしくご指導賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げご挨拶とさせていただきます。
平成16年05月20日
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄
 
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