久我山会からのお知らせ

母校名誉校長・佐々木周二先生が逝去されました
佐々木周二先生が4月26日午前8時30分、入院先にて肺炎のため逝去されました。享年98歳でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
通夜・告別式は佐々木家葬儀として、27日・28日の両日執り行われます。

なお、久我山関係者のお別れの会を後日予定しております。また追って当ホームページにてお知らせいたします。

佐々木周二先生は、創立者岩崎清一先生と共に幾多の苦難を乗り越え、今日の隆盛たる学園を築き育ててくださいました。特に開校最初の一期生や草創期の卒業生には、ご自身で直接教鞭を振るった思いもあり、その思い入れは格別なものがありました。また、卒業生への気配りも厚く、就職のお世話なども良くされていました。先生の学園に対するご功績はとても計り知れるものではありません。今年は白寿のお祝いの話も出ており、先生のお顔が見られるかと楽しみにしておりましたところの訃報で、誠に痛恨の極みでございます。
久我山を創り、育て、愛した先生、安らかにおやすみください。
(謹告:久我山会会長・岸輝雄)
 
佐々木周二先生 ■昭和59年、勲三等瑞宝章を受章された時のお写真
佐々木周二先生 ■4月27日、母校中央玄関内の胸像前に設けられた祭壇

この「佐々木周二先生寿像」は、学園創設以来母校教育の陣頭指揮をとられ、多難の道を切りひらき、母校のゆるぎない礎と隆盛を築いてきた佐々木周二先生の偉大な功績をたたえて、久我山会が母校創立30周年を記念して贈ったものです。元母校美術科の三坂耿一郎先生の制作で、昭和52年6月に理科会館前庭に設立され、その後中央玄関内に移設されています。
佐々木周二先生 ■平成20年1月、新年交歓パーティーのビデオレター

平成20年1月に開催された、久我山会新年交歓パーティーの会場には、ご自宅で寛がれる先生からのお元気なビデオレターが上映されました。
この時のお姿が卒業生として拝見した先生の最後となりました。
佐々木周二先生祭壇遺影 ■平成21年5月、ご自宅での先生のスナップ写真

佐々木家葬儀祭壇には、2年前5月撮影の先生の穏やかなお顔が遺影として飾られました。
 
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