久我山会からのお知らせ

母校野球部高良監督からのメッセージ

≪センバツ甲子園出場校発表が一週間後の1月28日に迫った。出場を待望される母校野球部の高良武士監督(31期)の同窓生へのメッセージをお伝えする。≫

「いつもご声援ありがとうございます」

國學院大學久我山高等学校野球部
監督 高良武士

 来春の選抜大会への出場権をかけた平成22年秋季東京大会において、ブロック予選(創価高校G)二試合を順当に勝ち上がり、本大会では、安田学園に6−1、桜美林に13−4、修徳に4−0、早大学院に9−2で勝ち、選抜選考に大きな意味をもつベスト4に進出しました。準決勝では、八王子高校に10−7(延長10回)で勝ち、決勝に駒を進め、勝てば26年振りの春の選抜出場確定となるゲームでありましたが、日大三高を上回る安打を放つも、好機に一本が出ず0−4で惜敗したが、春へ望みをつなぐ戦いでありました。
 新チーム結成時には、シートノック前のボール回しもまともにできず、キャッチボールなどの基礎練習から始まり、打撃でもフリーバッティングではほとんど前に飛ばず、ティー・ハーフ打撃に一週間費やすチーム力からのスタートでした。また、前チームから試合に出ていた選手も二人しかおらず、序盤の練習試合では、ピンチになるとバタバタとミスが続き、一気に大量失点するチームでした。
 そんなチームが、秋季大会で準優勝。20年振りに甲子園への切符をつかめるかもしれません。バッテリー、二遊間が1年生の若いチームですが、とにかく何事にも真面目に取り組み、「勝つために自分が何をすべきなのか?」「甲子園に行けるチームの一員にふさわしい人間なのか?」を常に部員たちは、そう自問自答しながら、短い練習時間の中で、日々創意工夫しながら練習してきました。20年近く野球部の監督をしていますが、大会を通じてこんなに成長したチームは初めてです。また控えの選手が大会期間中、本当にチームをサポートしてくれました。秋季大会に勝つことは本当に難しいのです。ブロック登板校でなく、試合数も多く(8試合)、東の強豪校とも当たり、抽選運や勢いだけでは勝てないのです。その戦いを勝ち抜いたこのチームは、本当に"チーム力"が備わっている感じがします。
 選抜選考の発表は、1月28日(金)でありますが、日大三高が明治神宮大会で優勝したことから、明治神宮枠(優勝チームの地域にプラス1が与えられる)が東京に与えられたため、選抜出場はかなり高いものとなりました。今度こそ、勝って校歌を歌い野球部の歴史に新たな1ページを刻めるよう頑張りますので、OBの皆様には今後も変わらぬご支援、ご声援の程、よろしくお願いいたします。

(野球部OB・OG会報より一部改稿転載)

22期&定時制女子1期・2期合同同期会を開催
▲新年交歓パーティーでの高良監督
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